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ゴミ屋敷になるのは病気が原因?8つの病気とゴミ屋敷への対策

遺品整理の出張かたづけ隊です!

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 ごみ屋敷整理をする中で最近よく耳にしたり、実際に現場で感じることがあります。今回は、そのことについてお話ししたいと思います。

 

ごみ屋敷になってしまう方は『だらしがない』や『片付けが苦手』など、一言で片付けられてしまうことがあります。ただ、当人様にとっては『片付けたいのに片付けられない』と苦しまれているのではないでしょうか?

第一歩として、ご家族など周囲の方の理解が大切です。まずは病気が原因でゴミ屋敷になってしまうこともあるという事だけは念頭に置いてください。

 

さて本題ですが・・・

 

本記事では、ゴミ屋敷が形成されてしまう8つの病気事例を紹介しつつ、ゴミ屋敷に向けての正しい対策法についてまとめていきます。もしかしたら病気かもしれないと感じた方は、ぜひ参考にしてみてください。

 


ゴミ屋敷になるのは病気が原因?


ゴミ屋敷になってしまうのは、住んでいる住人のゴミの不始末によって起こりうると考えられてきましたが、実はもともと持っている持病によって起こる可能性を秘めています。もちろん物を捨てる習慣がなかったり、物を捨てることがもったいないことでゴミ屋敷になってしまうということも可能性としては十分にありえるのです。

しかしすべての原因が本人のせいではなく、病気のせいだと分かってしまえば対策を立てることもできるでしょう。

 


ゴミ屋敷にしてしまう代表的な病気8選


ではもし病気だとした場合、どのような病気が原因で家がゴミ屋敷になってしまうのでしょうか。そこでここでは代表的な病気を8つ紹介していきます。もし当てはまっているという方は病気の可能性があるので、十分注意して読んでみてください。

 

ADHD

ゴミ屋敷に関する情報を調べようとすると、近年見るようになってきた病気の1つでもあるのがADHDです。ADHDとは年齢とは関係なく起こりうる病気でもあり、精神的にショックなことが起こってしまったり脳機能の発達が遅れてしまったことによって起こると考えられていますが、まだ明確な原因が分かっておりません。

ADHDに発症してしまうと、周りへの注意が散漫になってしまい自分のことで精いっぱいな気持ちになってしまいます。その結果、ゴミを捨てることすら忘れていたということが起こってしまったり、周りから注意をされると急に怒り出してしまうということもあるれっきとした病気です。

 

ためこみ症

物を捨てれずに物をためこんでしまうという人も、れっきとした病気の一種となります。物をためこんでしまうという「ためこみ症」という病気は、2013年にアメリカの精神医学会で発表された病気で、精神疾患として判断されているのです。

専門家ですら判断が難しいとされていますが、物を捨てることができない、物を死ぬまで持っておきたいと思っている人こそ可能性が高いので注意が必要となります。

 

うつ病

ゴミ屋敷問題の中でも、うつ病も1つの大きな要因です。うつ病を別の意味で表すと「無気力状態」とも訳すことができ、ゴミを捨てるやる気すら起きない人がゴミ屋敷を作りあげることがあります。

仕事のストレスや大事な人が亡くなってしまったことによって起こる病気で、年代問わず発症する恐れがある病気でも有名です。ただ年齢を重ねるほど心や体が衰えていくということもあり、年齢層が高い人ほど発症しやすいと言えるでしょう。

 

パーソナリティ障害

パーソナリティ障害とは、いわば他の人とは違った反応や行動を示してしまうことで本人が苦しんでしまうという病気です。周りが困ってしまうような行為をしてしまうことから「性格が悪い人」と判断されがちな症状ですが、決して一緒にしてはいけません。

パーソナリティ(個人の性格や個性)そのものが病的であるとも言われており、奇妙な行動を起こしてしまうことがあります。その中の行動の中でゴミを集めていると考えられますが、集めている本人は決して悪いと思っているわけではなく、他とは違ったことをしているだけなのです。

 

認知症

高齢者の人が発症しやすいことでも有名なのが、認知症になります。認知症になると今までゴミ捨てができていたにも関わらず、性格がまったく変わってしまったかのように攻撃的になってゴミを捨てないという人も出てくるのです。

さらに認知症になると自分への支援を極端に拒むようにもなり、誰からも相手にされなくなってしまうことがあります。その結果、ゴミを捨てるお世話をしてくれる人がいなくなって、最終的には部屋の中にゴミが大量に集まってしまうという結果になってしまうのです。

 

統合失調症

精神疾患の中でも有名な病気で、幻覚が出たり幻聴が聞こえたりしてしまう病気になります。また思考が他の人と違った働きを見せるので、ゴミを集めている理由を聞いてもまったく理解のできない答えを発することが多いのです。

他にも無気力状態になってしまい部屋がゴミ屋敷になっても何も思わなくなってしまうこともあるので、決して見逃すことができない病気と言えるでしょう。

 

セルフネグレクト

うつ病と似ている部分がありますが、唯一違うのが「自分の世話以外は積極的に取り組む」という部分が異なります。他のことには気が回るのに、いざ自分のこととなると後回しになってしまい、ゴミ出しすらもしなくなってしまうのです。

一番の問題は周りから気づかれにくい部分で、若いうちから発症してしまうことがあるという部分。自分のことを常に後回しにしている人ほど、病気の可能性が高いので注意が必要でしょう。

 

アルコール依存症

アルコール依存症がゴミ屋敷問題とは関係ないように感じるかもしれませんが、脳に異常を働かせるという点で可能性が十分にありえます。アルコールは摂取しすぎてしまうと脳や神経に異常をきたすことがあり、他の人とは違った思考を持つ恐れがあるのです。

自分で自分をコントロールすることができず、いつの間にかお酒を飲むようになっていき、そのままビンや缶を家の中に放置したまま過ごしてしまいます。またお酒を飲むことが最優先に考えてしまうので、ゴミ捨てのことを後回しにしてしまう傾向にあるので、当てはまるという方は注意しましょう。

 


⇓ ⇓ 以前、弊社で整理したごみ屋敷案件(参考まで) ⇓ ⇓


病気とゴミ屋敷に向けての正しい対策


ではそんな病気やゴミ屋敷問題に向けて、今すべき正しい対策についてまとめていきました。「もしかしたら病気かもしれない」と感じた方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

まずは病院に行って診断してもらう

まずはどんな病気を背負っているのかを知る必要があります。そのためにもまずは、病院に行ってからその後の判断をしていきましょう。

ここで1つ注意点として、自分には関係ないと思って病気だと自分で判断しないことです。病気とは自分ではなかなか気づきにくいものであり、いつの間にか発症していることがほとんどになります。しかし気づかないことによって早期発見が遅れ、後になって取り返しのつかない事態になっていることもあるのです。

なので怪しいと感じた時点で、病院に行って診断を受けるようにしていきましょう。

 

業者に片付けを依頼する

家の中にあるゴミを片付けようと思っても、病気を持っているとなかなか難しいでしょう。なのでできる限り早めの対処が必要となってくるので、ゴミ屋敷を片付けてくれる業者に依頼をして、スムーズな片付けを依頼するのが得策です。

少しでも今の状況を脱したいと考えるなら、まずは環境を整えることも大切な行動の1つになります。病気を治しつつ、家の中の不純物でもあるゴミを捨てるところから始めてみてはいかがでしょうか。

 


まとめ


ごみ屋敷問題は日本でも大きな社会問題となっていますが、実は病気を持っているから起こってしまう現象でもあるのです。病気のことを理解していれば、ゴミ屋敷に対しての対策も手が打ちようがあるのでしょうが、まだまだ病気の存在を知っている人は多くありません。

なのでもし「病気かもしれない」と感じたという方は、できる限り早めに治療を受けて業者に片付けの依頼をしていきましょう。

 

当社では、ごみ屋敷整理等の片付けサービスをご提供しております。

ご本人様やご家族様で片付けが難しい場合は是非、お気軽にご相談くださいませ!誠心誠意ご対応させていただきます。

 

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